STEPでは、テキストの内容や学習会を通して、勇気づけの『技術』をたくさん学びます。

■ほめずに勇気づける方法
■子どもの話を聴く方法
■親の考えや気持ちを伝える方法
■結末体験による子育て法
■家族会議のひらき方


などなど。(学習内容について詳しくはこちらをご覧ください。)



学習会でそういった技術を学ぶと、それを親子関係のなかでやってみたくなりますよね!もちろんそれはとても大切なことです! でも、わたしはここでひとつ、みなさんにもっと大切なことをお伝えしたいのです。

それは、勇気づけの技術を発揮しようとすると同時に(またはその前に)、お子さんにたーっぷりと愛を伝えてますか?ということなんです。


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勇気づけの技術は、親子の間に愛情で強く結ばれた絆があってこそ威力を発揮します。

親が子どもを信じ、子どもも親を信じている…そのベースがあってこそ勇気づけは効果を発揮するのです。

ですから、勇気づけの技術を使うことばかりに気を取られてはなりません。それと同じくらいに、いやそれ以上に、「これでもか~」というくらいに子どもに愛を注ぐことがとっても大切なのです。



では♪

子どもに愛を注ぐ。愛を伝える。って、どうしたらいいと思いますか?



これはSTEPの学習会でもよく話題にあがります。そこでよく聴かれるのは、「改めて子どもに『愛してるよ』って伝えるのは恥ずかしいし、なんだか不自然になりそう。」というお言葉です。

あと、「小さい子ならいいけど、うちはもう中学生だから、抱きしめるとかできないし…。」というお声もよく聴かれます。

それはそうかもしれませんね。親にも照れはありますしね。


でね、ここで、ちょっと考えてみましょう! 子どもに愛を伝える方法って、「言葉で伝える」「抱きしめる」の他には、何かないですか~?



言葉で伝えたり、抱きしめたり…それもとても素敵な愛情表現ですけれど、子どもに愛を伝える方法ってそれだけではないんですよ。

STEPのテキストには、こう書いてあります。


愛情は、おたがいに尊重し合おうとするあなたの心構えや、子供自身に責任感や自立心を育てようとしている態度などによっても、伝えることができることを心に留めておいてください。
STEPハンドブック1章より


これ、どういうことだと思いますか? 

それは、普段の生活の中で、あなたの決めたことや考えを私は尊重します」という態度と姿勢をベースに子どもと接するということです。


たとえば、親にしてみれば「そんなのゼッタイに無理よ」と思うようなことを子どもがやりたいと言い出した時。

そのときに、「あなたには無理だからやめておきなさい。」と言うのをこらえてみましょう。

そのかわりにこう言うのです。

「わかったわ。あなたの信じるとおりにやってみたらいいと思うよ。お母さんは応援してる!」



それも愛を伝えるということのひとつなのです。あなたがその子を愛しているということの表現のひとつになるのです。


信じていること、尊重したいと思っていること…それを態度で示すことが、愛を伝えるということです。言葉よりも、態度のほうが重いのです。言葉よりも態度のほうが子どもに伝わります。

逆に、どんなに言葉で「信じてるよ」「愛してるよ」と言っても、態度や行動で示さなければ、子どもは親の信頼と愛を感じることはできないのです。

ココロと言動が一致していなければならないとは、そういうことです。



ちなみになのですが、私自身は、娘に言葉で「好きだよ」とか「愛してるよ」とか言ったことはたぶん一度もないです。

(小さい頃は言っていたかもしれませんが、いまはもう高校生ですし、わたしは日本人ですし照れがあります。笑)

でも、娘にわたしの愛は伝わっていると思います。わたしが日々心がけていることは、

・娘が自分で責任をとれることを肩代わりしない
・娘の選択を尊重する


ですね。それがわたしの愛情表現のベースです。信じること。ただただ子どもを信じること。そこが本当にキホンのキです。



みなさんは、どんなふうにお子さんに愛を伝えますか?お子さんを尊重していますか?お子さんを信じていますか?

あなたは「ママはあなたを愛しているよ」をどんなふうに態度で示しますか?



STEPリーダー
かたおかゆうこ