お子さんの不登校にお悩みのママやパパは、きっと、本やカウンセラーさんのお話などから見聞きしたことがあると思うのですけど…、

親のなかにある「べき」に気づくことが大切っていうこと。


たとえば、「子どもに対して、こんな『べき』をもっていませんか~?」っていう…

☑夜は〇時までには寝るべき
☑話しかけられたら返事をするべき
☑学校は行くべき
☑具合が悪くないなら休むべきではない


なーんてことですね。


親の中にある「べき」を基準にして、子どものやること・言うことの「善悪」を判断しちゃってないかな~?って、まずは振り返ってみよう!っていう取り組みですね。


これね、もちろんとっても大切で素敵な取り組みです。でもね、わたしはこの「べきに気づく」という取り組みが、親にとってのちょっとした落とし穴にもなりがちだな~と思っていて。

この取り組みって、とらえ方次第では、親が自分自身をとても苦しめてしまう落とし穴になると思うんです。

(なにを隠そう、わたしも この落とし穴にハマった時期あり)


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子どもが「学校には行かない」という選択をしたときに、まず親の前に立ちふさがる壁があります。

親は「学校には行ったほうがいい」と思っている…でも、子どもは「行かない」と言っている。そういうときに直面する壁のことです。

ここで、先ほどの「自分のなかのべきに気づく」の取り組みが始まります。

「わたしは『学校にはいくべき』だと思っていないか?それは本当に『べき』なのか?親の側のエゴではないのか?」

そんなふうに自分自身に問いかける作業です。


わたしもやりました、この取り組み。そして、自分を責めました。『べき』の強い自分自身を、自分で非難しました。

「なんなの?それ。自分の考えを子どもに押し付けようとしてるだけじゃん。わたしが考え方を変えないとダメじゃん!」って。


そしてどんどん苦しくなりました。そう。

「わたしがダメだから、子どもが学校に行けるようにならないんだ。」という負の考え方のループに、はまり込んだのです。


でも…親が自分を責めても、いいことはありませんね。自分で自分を苦しめてしまうだけです。


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では、どうしたらいいか?

親は「学校には行ったほうがいい」と思っている。でも子どもは「学校には行かなくても大人にはなれる!」と言っている。そんなとき。親と子で考え方が違うとき、どうしたらいいと思いますか?



わたしなりにたどり着いた答えは、意外にシンプルでした。


親は「学校には行ったほうがいい」と思ってる。
子どもは「学校は行かなくてもいい」と考えている。

………親も子も、どっちもそのままでいいじゃん♪


それが、いまわたしがたどり着いている答えです。


どちらかの考え方に、100%合わせる必要はないと思っています。どっちもそれぞれの考え方があっていい。

そう。お互いを尊重する。


そこをお腹に落とし込んでから、子どもの不登校の問題を、改めて見つめなおしてみると、問題の見え方がきっと変わると思います。


親が、「学校はいかなくてもいい」という子どもの考え方に無理に合わせる必要はないし、子どもも、親の考え方に無理に合わせる必要はないのです。

子どもと考え方が違っていても、子どもが自分の問題を乗り越えるための援助はできるのです。考え方が揃っていないと問題解決ができない…という思い込みを、いったん手放してみるとラクになりますよ。



STEPリーダー
かたおかゆうこ