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編み物をしながら、ふと昨日のことを思い出している。



昨日、高校生の娘とふたりで、ショッピングセンターのフードコートでご飯を食べた。

途中で娘が席をたった。どうやらお水を探しているようす。

「お水?あそこにウォーターサーバーあるね。」

と私が指差すと、お水を取りに行く娘。



心のなかで、「私のお水も持ってきてくれるかな。」という期待が生まれたのを感じた。



「ママの分も持ってきて〜!」

と声をかけるのを我慢した。
娘の自主性に任せようと思った。

心の中でまた呟いた。

「私の分も持ってきてくれるといいな。持ってきてくれたら嬉しいな。」

そして、こうも決めた。

「もし持ってきてくれなくても、絶対に小言は言わない。」


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そして…娘は、自分の分しか持ってこなかった。美味しそうにそのお水をゴクゴクと飲んでいる。

私は見たこと・感じたことを心の中で整理する。

「私の分は持ってきてくれなかったな。」
「それは私はとても残念だった。」
「私の育て方が悪いから…?いやそんな風に自滅的になる必要はないわ。」



私は娘の勇気を育てたい。

娘が『自分は人に貢献できる人だ』と感じ、人と協力して生きることの素晴らしさを教えてあげたい。



だから私は、娘に「ありがとう!」って伝えたいんだ。

他人の「ありがとう!」を彼女が生み出していることを感じてほしいんだ。



しばらくすると娘がまた立った。
どうやらお水をおかわりにいくらしい。


数歩あるき出した娘の背中に、私は思い切って声をかけた。

「ママの分も持ってきてくれたら嬉しいな!」

娘は「はーい。」と返事をしてくれた。



娘はきっとお水を持ってきてくれる。
でもここで私はもう一回自分に確認する。

「もし娘がお水を持ってきてくれなくても、私は怒ったり不機嫌になったりはしない。どうしたら彼女を勇気づけられるのか?をまたそのときに考えるだけだ。」



娘は…私の分もお水を持ってきてくれた。私の目の前に黙って置いた。

嬉しかった。

娘が人に貢献できるチャンスを得る場面を作ってあげられたこと…ほんとうに良かったなと思った。

娘が人に(私に)貢献できたことが嬉しかった。

だから、元気よく気持ちよく伝えた。

「お水、ありがとう!!」



こんな感じのことを、私はもう8年以上続けている。

日々の小さな勇気づけ。
日々の小さな取り組み。

いま目の前に広がる場面で、どうしたら子どもの勇気を育てられるか。

それだけをいつも考えて、実践するのみ。


ちなみに、いま書いた私の対応が、『正解』なのかは私にもわからない。

でも、やれることをやる。
やってみて、あとでわかる。

娘には『他人のためにお水を運んでくるチカラ』は必ずある。

だって、もしそこに座ってるのが、私ではなくて大好きなアイドルの〇〇くんだったら…?

彼女は頼まれなくてもお水を持ってくるだろう(笑)



だから、チカラはあるんだ。
それを、わたしは、発揮させてあげたいんだ。

チカラを発揮して、人に貢献できたときの喜びを、彼女に体感させてあげたいんだ。

そのためにわたしに何ができる?

それをいつも追い求めてる。
これからもそう。



正解はひとつではない。
何が正解かもすぐにはわからない。

でも、それでもチャレンジしつづける姿勢を、私は家族にプレゼントしたい。



今日も、楽しくいこう!



STEPリーダー
かたおかゆうこ