数日前、カフェでひとりで本を読んでいましたら、隣の席に座っているママさんたち二人の会話が聴こえてきました。


「子どもに『来年の最初のテストで〇〇点とれなかったら塾に行かせるからね!』って言ったの!だから冬休みは必死で勉強するんじゃないかな。」

「あ〜、そうなんだぁ。うちもそうしようかなぁ。そうでもしないと子どもって勉強しないよね〜。」



こんな会話、よく耳にするような気がします。

でも、この方法だと子どもの『やる気』は伸ばせないと私は思うのです。


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きっとママさんは、勉強に取り組む環境を作ってあげたい!という思いなのだと思います。

・塾に行きたくないなら自分でしっかり勉強するしかない。

または

・塾に行くようになれば、本人がイヤでも、塾にいる間は勉強せざるを得ない。

つまり、どちらにしても勉強する環境は作れる……ということなのかな?と想像します。



でもここで、もう少し深く想像してみたいんです。



それは、

子ども本人が自らすすんで勉強をしている状況でしょうか?

子ども本人がやる気を発揮しているといえる状況でしょうか?



子ども本人がすすんで勉強をしているとはいえないですよね。

あくまでも、
親にやらされている
という状況です。



例えば他にも、こんな話を娘のお友達の実体験として聞いたことがあります。


・テストの点が悪かったらおこづかい減らされる…(またはテストの点が良かったらゲームを買う許可をもらえる)

・(受験で)〇〇高校に合格しなかったら好きなアイドルのコンサートに行っちゃダメって親がいうから頑張って合格するしかない…(すでに子ども本人のお年玉で、チケットに当選&購入済。もし不合格ならチケット代がパーになる。)


親にしてみれば、このような方法で子どものやる気を伸ばしてあげたいという必死な思いなのだとは思うのですけれど…。

実はこのやり方では子どものやる気は伸ばせないんです。

というか、逆にやる気をしぼませてしまうことになります。



なぜかというと、このようなやり方だと、子どもが勉強をするためのエネルギーとして、

罰(コンサートに行けない、塾に行かせられる、おこづかいが減る)

または

ほうび(ゲームを買って良いと許可が出る、塾に行かないで済む)

が必ず必要になってしまうからです。



子どもが勉強をするためには、永遠に『罰』か『ほうび』が必要になってしまうのです。

逆を言うと、『罰』か『ほうび』を与えなければ、子どもは勉強をしない…ということになってしまいます。



わたしたち親が目指しているのは、自立心と責任感がある子に育てられる親になること。

自分で考えて、
自分で選んで、
自分で決めて、
自分で行動する子

そんな子どもを育てられる自分になること
なのですから、罰やほうびを与えることは、その逆をしてしまっていることになるんです。



子どもが自分の内から湧き出る勇気(=やる気)に従って、自分から勉強に取り組むようになってほしいですよね。



では、罰やほうびを与えずに、子どものやる気を伸ばすにはどうしたらいいのか?

つまり、塾に行かせようとしたりせず、勉強しなさいと言わずに、子どもが勉強に取り組むようになるには親に何ができるでしょう?



それは勇気づけです。



自分の勉強や成績のことについて、

どうしたらいいか自分で考えて、
何をするかを自分で選んで決めて、
自分の目標に向かって取り組める。

そのための勇気を育ててあげることが、親の役目なのです。



そのために親は、子どもの勉強のことには口を出さないで見守る!が基本です。

こちらの記事も良かったら読んでみてくださいね!






まずは、ご自分が子どもの勉強に関して起こしている普段の声かけなどが『罰やほうび』になっていないかな?ってことを振り返ってみてくださいね。



STEPリーダー
かたおかゆうこ