「もっと楽しく気楽に子育てできたらいいですよねー。STEPの体験会やおしゃべりカフェなどで、わたしは参加者の皆さんにそうお伝えすることがあります。

たのしく気楽に子育てする。
イライラを手離し、ガミガミ言わずに、たのしく子育てしたいですよね。

でもね。ここでちょっと注意!

「たのしく気楽に」というのは、「ラクに手軽に」…とは違うなぁ~と私は感じています。


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たのしい子育てっていうのは、手をかけずに子育てできるってこととは少し違うかなぁって思ってます。

手をかけずに、「ちちんぷいぷい〜」とやれてしまう子育てなんて無い…と思ってるんです。


ちなみに我が家は、すごく気楽な子育てをさせてもらっています。

娘(高2)が自分のことは自分でする人なので、私は娘の朝ごはんも作らないし、娘の洗濯もしないし、娘を朝起こすこともしたことないです。

勉強してるかどうかの確認もしたことありませんし、歯医者さんなどの予約ももちろん彼女が自分でして、通院のために私がついていくこともありません。

高校受験のときの願書の提出も、入学にかかわる書類の記入もぜんぶ彼女が自分でしました。


子どもは自分のことを責任をもって進めます。親は子どもを尊重しています。親が子どもを尊重したいと思って接しているので、子どもも親を尊重してくれています。 


普段の生活のなかで、子どもの言動に振り回されることはほとんどありません。お互いにとても穏やかな毎日を送っています。


でも、娘を完全に放置(放任)しているわけではありません。

彼女の心身に過度な負担がかかっていることはないかな…と常日頃よく観察していますし、必要なタイミングで必要な援助は惜しみません。

わたしが、家事や仕事のスケジュールを組む時は、娘の話を聞くための時間と体力の余裕は確保することを忘れないようにしています。



よく言うじゃないですか?

「乳児はしっかり、肌を離すな」
「幼児は肌を離せ、手を離すな」
「少年は手を離せ、目を離すな」
「青年は目を離せ、心を離すな」

ってね。


子どもが何歳になっても…、自分のことは自分でできるようになっても…、子どもをよく観察して、よく話を聴いてあげて、必要なときに必要なだけの勇気づけを与えていく。

それを、毎日まいにち、絶え間なく続けていくのがわたしの子育てです。



この子は勇気をくじかれていないか?
わたしはこの子の勇気をくじいてはいないか?

この子にいま勇気づけが必要だろうか?
わたしは親としての自分を自分で勇気づけているか?


その思いは本当に絶え間なく、いつも心にあります。



子育てにおいて、親が無駄に苦しむ必要はないとは思います。楽しいほうがダンゼンいいと思ってます。
ただね、楽しい子育てというのは、子育てを手放すこととは違います。  


たのしい子育てって、どんなでしょうね。
私の思うたのしい子育ては、

親と子がお互いに尊重しあい、
お互いに協力を惜しまず、
お互いに勇気づけあえる。


そんな子育てです。


そうなれば結果的に「たのしく気楽に」なっていくと思います。

本来子ども自身が責任をおうはずのアレコレを親が手放すだけでも、ぐっと子育てはラクになりますよ。

手は離すけど、目は離さない。
いま我が家はそこにいます。



STEPリーダー/認定ポジティブ心理カウンセラー
かたおかゆうこ