こんにちは。
かたおかゆうこです。


わたしが大好きなアーティスト、吉井和哉さん。THE YELLOW MONKEYのボーカルです。


曲のほとんどすべては、吉井さんの作詞作曲です。

吉井さんの書く詞に、これまでの苦しかった人生のなかで何度も背中を押してもらってきました。


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『Naturally』という曲の歌詞。わたしは自分の手帳に書き留めています。

その一部をご紹介しますね。


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Naturally/詞:吉井和哉


あれとこれのいいところだけ足した
品種改良のバラの花もいいが
逆らえない運命として出会った
無垢な花が見たい

潜入

今のオレに辿り着くまで
どれだけの遺伝子がバトン渡した?
しっかりとギュッとギュッと握りしめ
走るコース 走るコース

オレは生まれたての何かな?
誰かのコピーじゃない ない ないんだ
忘れていたわけじゃないが
いろいろとやってみてわかったんだ

ぶきっちょでまっすぐはいいんじゃない?

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辛い気持ちがたまって心が押し潰されそうなときに、いつもこの曲の歌詞を思い出します。

そうだ……いいんだ、わたしはわたしのままで……。この遺伝子に胸を張って生きていっていいんだ。

そんなふうに、私自身を勇気づけてくれる歌詞です。


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わたしには、いわゆる『発達障害』があります。

発達障害だから……ということで悩むというよりは、『人と違うところが目立つ自分』の存在自体に悩みつづける人生を送ってきました。


「もうついていけない。」
「普通じゃないよね。」
「一緒にいると疲れる。」


そんなふうな言葉とともに、仲の良い人たちが離れていってしまうことを何度か経験しました。

そのたびに、自分を責めました。

「わたしが“普通”じゃないから、人をイヤな気分にさせてる。でもわたしはわたし以外にはなれない。……ってことは、わたしが存在していること自体が“ダメ”ってことか……。」


発達障害に効果があると言われる処方薬を飲んでいた時期もあります。

わたしがみんなと仲良くありつづけるには、『普通』になるしかなかったからです。

『普通』になるために薬を飲んでいました。

でもそれは、わたしには苦痛なことでした。

わたしが、『いわゆる普通』になろうとすることは、『本来の自分ではない自分になる』こと。

つまりそれはわたしがわたしを『否定』することでしたから。

「わたしがわたしのままでは、この社会で生きていけないんだ……。」

それは苦しさを通り越して、ただひたすら悲しいだけの現実でした。


自分を自分ではない人間に変えるための薬でしたから、当たり前に体には拒否反応(副作用)が出ました。とても辛い副作用でした。

次第にわたしは、「ここまでして自分を自分ではない人に変えようとしてまで生きていく意味があるんだろうか?」と考えるようになりました。

死にたい……と頻繁に感じるようになったのも、この頃からです。


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そんな辛いときに出会ったのが、吉井さんの歌詞でした。


あれとこれのいいところだけ足した
品種改良のバラの花もいいが
逆らえない運命として出会った
無垢な花が見たい


もしわたしがバラで、生まれたての自分の色が仮に青だとしたら。

わたしはその花の色を、変な薬を注入して赤に染めようとしていたのだと思います。

「なんであなたは青なの?バラはみんな赤だよ。」
「青は変わってるね。目立ってるよ。」
「みんなに色を合わせたほうがいいよ、なんか場が乱れるでしょ。」

そんな周りの声を、持ち前の素直さで受け止めすぎてしまい、わたしは自分の青い花弁を無理矢理に変色させようとしていたのです。

そんなことしたら、心と体が余計に壊れるのは当たり前のことだったなぁ〜と今は思います。


わたしはわたしのまま、キレイな青色の花で、胸を張って生きていればいいのだ!とこの曲の歌詞に背中を押されました。

いまだにこの曲をカラオケで歌おうとすると、どうしても泣いてしまいます(笑)

わたしはわたしでいいんだ〜(嬉し泣!)ってね。



みなさんの……そして、お子さんの花は……、品種改良?それとも生まれたての無垢な花?


STEPリーダー
かたおかゆうこ