こんにちは。
かたおかゆうこです。

昨日は、兄弟ケンカには興味を示さないことが親にできる対応だという記事を書きました。


今日はさらに一歩先を考えてみましょう。

親のほうが「兄弟ケンカにはママは興味ないよ〜。」というつもりでいても、子どもたちがなんとかして親をケンカの渦に巻きこもうとするようなことがあります。

ケンカ相手(兄弟)について、親に告げ口をしてくる場合などです。

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子どもの告げ口には、耳を貸さない。

「何もしてないのにお兄ちゃんがぶった!」
「アイツが順番を守らないんだよ!」

などと、子どもがケンカ相手の告げ口をしてきたら、どうしたらいいでしょうか。

まず親は、兄弟ケンカは子ども同士の問題であるということをハッキリと理解しておく必要があります。

子ども同士の問題であるということは、その問題を解決するのは誰でしょうか。そう、子どもたちですね。

ですので、親は仲裁をする必要もないし、むしろしてはならないと私は考えています。子どもたちに任せておけばよいのです。

親が告げ口に興味をしめしたり、反応したりすれば、子どもは「告げ口」をすれば親が自分の話を聞いてくれることを学んでしまいます。

他人の告げ口をするという好ましくないやり方で親の気をひこうとする子どもの目的をやすやすと達成させないことです。

告げ口には興味を示さない。まずはこれが大原則です。


子どものケンカに、親の出る幕はない。

たとえばもし、

「何もしてないのに、お兄ちゃんがぶった!」
「お兄ちゃんがゲーム貸してくれない!」

などと、兄弟の下の子がケンカの告げ口をしてきたら…。

ついつい親はそれに反応してしまい、上の子に厳しく叱ってしまったり、我慢させたりすることが多いとも聞きます。

しかしこれでは、親はまんまと子どものケンカに巻きこまれたことになってしまうのです。

では、こういったときには親にできることは何でしょうか。

結論から申し上げて、親にできることはありません。

…私なら穏やかに優しくこう伝えます。

「そう、そんなことがあったのね。でもそれはあなたとお兄ちゃん、ふたりの問題ね。ママにしてあげられることはないし、二人で解決できるって思ってるよ。」

それ以上は何も言いませんし、そのあと、ちゃんと解決できたのか…の確認もしません。

子ども本人の問題ですから、「あなたたちに任せるよ」と伝えたら、あとは監視や干渉はしないのがよいでしょう。

この子には自分の問題を解決するチカラがきっとある!と信じていれば、あとは親の出る幕はないはずなのです。


信じると決めたら、貫く勇気をもつ。

「二人で解決できるって思ってるよ。」と伝えた…、もしそのあとに「ちゃんと話し合って解決したの!?」と口出しをしてしまうとどうなるでしょうか。

それは…「二人で解決できるって思ってる…って言ったけれども実はあなたのチカラを信じていません。」というメッセージを子どもに送ったことになってしまうと思うのです。

親が、「この子には自分たちの問題を解決するチカラがない」と思っているから、「ちゃんとできてるのかなぁ…」と口出ししたくなるのです。

信じましょう、子どものチカラを。そして信じることを貫く勇気をもってみましょう。

任せると決めたら、口を出したい気持ちは勇気をもってこらえてください。

上の子にいじめられている下の子を可哀想だと感じて、ついつい口出ししたくなる…というお話もよく聞きますが、「可哀想な子」は親が作り出しているのです。

「この子は可哀想な子なんかじゃない♪目の前の問題について、人と協力しながら解決に向かっていけるチカラのあるたくましい子だ♪この子がそのチカラを発揮できるように、私は余計な口出しはせずに援助をするのみ♪」

と親が決めていれば、その子はもう可哀想な子ではないのです。逆に、親が可哀想な子だと思えば思うほど、子どもはその「僕は可哀想な子」という役割を利用して立ち回ってしまうのです。

兄弟ケンカにたいして、親に積極的にできることはありません。信じて見守る…それが親にできうる、子どもへの最大の援助だと思うのです。


解決したいと思うかどうかも、子どもに任せる。

この子が問題を解決するチカラがあることを信じる…。見守る…。自分のチカラで解決するって信じる…。口出ししない…。

そんな見えない取り組みを、勇気をもって親が重ねているにもかかわらず、子ども同士はそのケンカについて一向に話しあう雰囲気がない…というようなことも、もしかしたらあるかもしれません。

でもそんなときに「やっぱり自分たちで解決なんてできないんじゃないの!?」とは、思わなくてよいと思います。

そもそもが「ケンカ」も「告げ口」も親の関心をひくための手段として利用しているだけの場合があるのです。

子どもにとっては兄弟間のイザコザについて、「がんばって解決するぞ!」と思うほどのことでもないということもあると思いますし、実はさほど困ってもいないことだったりするかもしれませんね。 

結局は、親がケンカに反応を示してしまうから、どんどんこじれていっているだけなのですから。

つまるところ、解決に向けて動き出すのかどうか…ということも含めて、すべては子どもを信じて任せておけばよいと思うのです。



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かたおかゆうこ