こんにちは。かたおかゆうこです。

連休も終わり…ですけれど、このまま子どもの学校の休みは、月末まで続くようです。高校生一年生になった娘…、今日も、正午頃にの~っそり起きてきました(笑)


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お昼頃に起きてくる子に、「もっと早く起きなさい。」とは言わない。

娘が夜遅くまで起きていても、朝遅くまで寝ていても、一日中パジャマで過ごしていても……、

早く寝なさい。いつまで寝てるの。パジャマから着替えて。早く寝ないと、また明日も起きられないよ!。そんなんじゃ、学校が始まったら、自分が辛いだけだよ!。

などなど……、一切、言いません(笑)

でも、娘がお昼頃に起きてくることが、まったく気にならないかと言えば、そうではありません。

できれば朝ごはんは一緒に食べたいな~と思うし、早寝早起きがカラダにはよさそうだよなぁ~と思うこともあります。

でも、それでも、「朝、ちゃんとした時間に起きてきてよ。」とは、言いません。

なぜかと言うと、それを「言いたい」と思った瞬間に、あることに気づくからです。「あぁ、私はこの子を自分の思うとおりに動かしたいんだな。」という、子どもをコントロールしたい…っていう気持ちに気づくからなのです。

子どもに、親の意見を伝えたいと思った時に、子どもをコントロールしたいという衝動がベースにあれば、そこには必ず『争い』が生まれてしまいます。

たとえば、もし、娘に、「ねえ。毎日ちゃんと朝に起きてよ。パジャマでずっと過ごすのもどうなのよ。」と伝えたら、どうなるでしょう。

「はい、わかりました。明日からは毎朝6時に起きます。起きたらすぐに服に着替えます。」という返事が娘から返ってくるでしょうか? 答えは「NO」だと思います。

きっと、ふてくされたり、だまりこんだり、うるさいなぁと口答えしたり、するでしょうね。

それどころか、生活態度はもっとひどくなってしまうかもしれないと思っています。

なぜなら、「子どもを自分の思うとおりにしたい」という、親の隠れた意図を感じた子どもは、「親の言うとおりになんてするもんか」と、親の思う理想と逆方向に自分のチカラを発揮しようとするからです。

これを『親が子どもの好ましくない言動を強化してしまった状態』と呼びます。(つまりこれが、いわゆる「反抗的態度」なわけです。)


親がまず最初に取り組むこと。

親が、子どもに、「朝はちゃんと起きてきなさい。」と言いたくなる場面に出会った時、『まず最初に親のやること』はいったいなんでしょうか。

一般的には、

●子どもが早寝早起きできる環境を整えること

と考えられていると思います。実際に、ネット検索などするとその対処法が様々出てきます。例えば…、

●夜21時以降は、スマホ(またはゲーム)を使わないと決める。
●朝ちゃんと起きて、服に着替えたら、ゲームをしていいよと決める。

などです。でも……このような対処策は、私はオススメしません。なぜなら、そこには「親が子どもをコントロールしたいという衝動」が隠れており、結果的に逆効果になると思うからです。

そうではなく、まず、親がやることは、

●子どもを自分の思うとおりにさせようとしている自分に気づくこと

です。これはとってもとっても大切なことです。
そしてこれが、この場面での、【問題の本質】になります。

子どもをコントロールしたいという自分の衝動や信念を見返ることなく、スマホやゲームの時間を制限するなどすれば、またその先には「その約束を守らない子どもにイライラする自分」と出会うことになるでしょう。

「どうしたらこの子がちゃんとした生活を送れるか」という「方法」を考える前に、まず「私はこの子を思うとおりにしようとしていないか?」を振り返る…その取り組みがとても大切です。


問題の本質を見抜くトレーニングを重ねる。

子どもとの関わりの中で、なにかの課題にぶつかったとき、まず意識しています。「いま目の前に起きていることの、問題の本質は何か」ということを。

つまり、「私が今、目の前のこの事を通じて取り組むべき課題は何なのか?」と常に自問自答するということです。子どもを変えようとすることで、問題は解決しないと思っています。

課題は自分自身のなかにしかありません。子どもの寝坊も、ゲームやりすぎも、すべて、親が取り組むべき内面的な課題を、そのような形で子どもが映し出して教えてくれている、と思っています。

【問題の本質】を見抜く努力を重ねること。この取り組みで、親子関係は少しずつ明るい方向へ変わっていくことと信じています。